避難勧告や避難指示の疑問

今年も集中的な豪雨で、甚大な被害を出しました。人的な被害が発生した時には、避難勧告や避難指示を出すタイミングが適切であったかが、議論されます。
このタイミングに対しては、空振りを恐れず、早めの発令が重要だという事は、論を待ちません。

しかし、避難勧告や避難指示の発令に関して、疑問な点があります。崖崩れや土石流などに対する避難勧告なら、何に対する避難勧告かを明確に伝えて、その対象エリアをある程度限定して発令すべきで、またこうした配慮が可能でしょう。

ところが、集中的で長時間の豪雨で、大きな河川が決壊する恐れがある場合、市全体の数万人規模に対して避難勧告が発令される場合があります。
こうした場合は、どこに避難しろと言っているのか理解に苦しみます。
ハザードマップを把握しており、1階部分は床上浸水する恐れがあっても、家が流出するほどでは無いと判断すれば、2階への避難で済ませる事も可能です。

しかし、木造2階建では、やはり心配だと、学校など3階建て以上の鉄筋コンクリートの指定避難所に多くの人が避難をすれば、どんな事が起きるか分かりません。
多くの人が収容できる体育館は1階フロアーであり、これを除けば、収容人数は意外と少ないでしょう。
難しい問題ですが、危険地域を指定しない広域への発令は、発令さえすれば責任追及から逃れられると言う様に思え、反って現実味がない様に思うのですが、いかがでしょうか!?

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